Takashi O'hashi

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Q. どんなきっかけで音楽の世界に入りましたか?

A. 3, 4歳くらいの頃、きっかけはエレキギターの音でした。オーバードライブしたギターの音と転がるようなR&Rのビートが大好きで、以来ずっとそれを追いかけています。

Q.  影響を受けたアーティストはいますか?

A. 自覚的な始まりにはThe BeatlesやAerosmithやKissがいました。そこから放射状に広がり、色濃くDNAに刻まれるものもあれば、消えていくものもありました。そして今も今日の音楽から新たな影響を受けて広がり続けています。

Q. メンバーとどうやって知り合いましたか?またその印象は?

A. 一番古くからの知り合いはJoe Trumpで、1991年NYに居た時にいろいろ一緒にやりました。僕がNYを離れてからは音信不通になったけど、2008年の夏に東京で再会し、Independent Souls Unionでのレコーディングを機にポートランドでバンドでもやろうかという話になりました。そこでシンガー / コラボレーターにCaseyの名前が挙がりました。 2011年の4月にポートランドを訪ね、Caseyにも会い、軽く音合わせしてみる予定を立てていた所で、東日本大震災がありました。ポートランドで震災ベネフィットコンサートが企画され、そこに出演する目的も加わり予定通りに渡米しました。そのライブでKathrynにも出会いました。明るくて暖かいバイブレーションの持ち主でした。同じ年の10月、今度はバンドとしてデモテープを作ってみようと計画を立てて再び渡米しました。その時CaseyとJoeのアイデアでベース候補に挙がっていたAllenと合流しました。Allenでっかい!皆それぞれの、日本との関わりの深さに驚きました。
会った時の印象は皆共通してとてもいいバイブレーションを発する人たちだなと思いました。Caseyのようなタイプのシンガーとは今まで一緒にやったことがなく、とても惹付けられました。Caseyの書く歌詞も解るにつれどんどん好きになっていきました。あと全員に音楽的な才能を大いに感じました。この多くの素晴らしい才能をどう一つの音楽、バンドの中に昇華させればいいのか直ぐにイメージを始めました、そしてそれはそんなに難しいことではありませんでした。ワクワクしたフィーリングと共に、すぐに自分の中にアイデアが溢れてきて、それは今でも随時リニューアルされ溢れ続けています。

Q. 今回のバンドで初めて音を出したときの感想は?

A. メンバーが皆、僕の音楽性やソングライティングを尊重してくれているのがすごく分かりました。とてもありがたいことだと感じました。同時に音楽的に何でも出来そうな大きな可能性を感じました。ポートランドに住みたいと思いました。

Q. 今までに日本とどんな関わりがあったのですか?

A. 日本で生まれ育ち、20歳でデビュー、22歳の時渡米。30歳の時日本に帰国して、2013年また渡米しました。

Q. 日本のリスナーへひとこと

A. いい音楽聴きましょう。新しいバンド聴いてね。